Wild Baby Chase |
最後にノアのお誕生日のブログをアップしてから3週間になりますが・・・。えー、長い日記です。半分は愚痴です(苦笑)
この3週間ほど、私は何をしていたかと言うと、 登園拒否児童と闘っておりましたです・・・・・(涙・涙・涙) よくよく思い返せば、先月の運動会を境にノア氏はなぜか幼稚園に行きたがらなくなった。ちょうどその頃から花粉症も結構出て来ていたし、心身共に具合が悪いのかな、春だしな、と軽く考えていた。 最初の2週間くらいは「なんか朝メソメソし始めたな〜」という感じで、登園時の別れ際にフニャフニャ顔になり、「I'll miss you…」と言って寂しそうに涙ぐむ。う〜ん・・・。でもまあ、頑張って行かせるしかないので、励まして教室に入らせる。 でもその翌週からはいよいよ愚図り始め、毎朝起きて最初に言うのは「今日幼稚園ある?」になった。そして「あるよ」と言うと「ノオオオオオオオ〜〜〜〜〜〜!」と言って地団駄踏んで泣く。癇癪のように怒ったり泣いたりした後、ようやく朝ご飯を食べるのだけど、食べ終わるとまた思い出したように「幼稚園行かない!」と愚図って怒り出す。 お弁当作りで忙しい私のそばでウダウダウダウダと1時間くらいこれをやっている。正直言ってすごいストレス・・・・。着替えろと言っても着替えない。でも家を出る時には何となくあきらめがついているのか、自分のお弁当バッグを持って車に乗る。 まずミオをキンダーで落として、その後また車に乗り込むと、憂鬱そうに「幼稚園行きたくない〜・・・」がまた始まる。励ましてもだめ。怒ってもだめ。そうなると無視に行き着くのだけど、結局何をしてもしなくても車から降りる頃には泣きそうになっていた。 そして一番最近の1週間は、「泣きそう」にとどまらず「ギャン泣き」だった。シートベルトを外そうとするとぎゃーぎゃー泣き叫んで嫌がるので、車から出すのもひと苦労。もう4歳にもなった重たい息子を無理やりシートからひっぺがして担ぎ、バタバタされながら教室の入り口まで連れて行く時の母親の屈辱感やら悲壮感やら何やらに打ちのめされる私・・・。なんで急にこんなことに?!と謎だらけ。 でも多分、今年から週5日通わせ始めたところで担任の先生が変わった、というのが多分一番大きな要素。新しい先生と言っても以前から幼稚園にいる先生なので、知らない人ではないし、ノアもその先生が嫌いなわけではけしてないのに、ただその「変化」に対応しきれていない部分があるのかなー、と、せいぜいそのくらいしか思い当たるフシがない。あるいは「時期的なもの」で、たまたま幼稚園に行きたくない「旬のイヤイヤ」のかも知れない。 最初はひたすら「お昼寝がいやだ」と言うので、「じゃあお弁当食べたらピックアップしてあげるよ」と言ったのだけど、それでも嫌だと言う。「英語の学校に行きたいの?」と訊くと、「どの学校にも行きたくない、おうちでママと一緒にいたい」と言う。そんなの大抵の子はそう思ってるよ!!(怒) ようするに怠け心なのかなー、どうしたもんかなー、と、あれこれ悩みつつもとにかく毎日嫌がる息子を幼稚園に連れて行った。何週間も毎日これをやられて悩みは深まり、私も心身共に疲れてしまい、ストレスで首と肩がガチガチ。 そして一昨日・・・とうとうこれまでの幼稚園生活の中で一番のギャン泣き&バタバタをやられた。もう怒るとか呆れるを通り越してついに可哀想になってしまった。こんなに嫌がる息子を無理矢理幼稚園に置き去りにすることが虐待のように思えて、私も泣きそうだった。 先生は先生で、いろんな方法を試してくれて、甘やかす方が簡単なのにちゃんとノアのことを考えて厳しくしてくれたり、それがダメなら少し接し方を変えたりと、試行錯誤して下さっている。でも休み時間にノアが積極的に友達の輪に入れず、「遊ぼう〜」と踏み込めない、というのを聞いて、いよいよ日本語環境ではノアはノアらしく楽しめないんだろうか?と思い始めた。 だって英語環境なら家でも公園でも他の子供がいれば喜んでずっと遊んでいるし、活発だし自分からどんどん話しかけるのだ。ミオもそうだけど、苦手な日本語環境ではとてもおとなしかった。2、3歳の頃はまだよかったけれど、4歳にもなれば日本人の子供達はどんどん流暢な日本語で話しているだろうし、ノアがついていけないのは当然。それでも以前に比べるとずいぶん日本語が出て来るようになってきたので、これからどんどんノアも上達するかなーと思っていた矢先だったので、ここで日本語幼稚園を辞めるのはもったいないという気持ちは否めない。 でも・・・何が一番大事かって、やっぱり楽しい幼少期を過ごすことだよなー、というのが結論。日本語の壁のために自信を持てず、引っ込み思案になってメソメソしながら幼稚園に通って得るものは少ない。それどころか彼の人間性にプラスになる部分が激減してしまう。それよりは英語環境で楽しくたくさんの友達を作って、今日も幼稚園楽しかった、と思える方がいいのではないか、と・・・。 4歳って本当に微妙な年で、「もう4歳なんだからここは頑張るべき」と思う母心と「とは言ってもまだ4歳、楽しい毎日を過ごせる方がいい」と思う母心の間に挟まれて揺れに揺れまくったこの数週間。 一応ローカルの英語圏の学校もいくつか見学に行き、実は1つ目星をつけた学校もあり、いよいよ分かれ道に立たされた母、けりお。 一番ギャン泣きした日にお迎えに行った際、「とりあえず来月からまた週3日に戻します」と先生に伝えた。一日おきでペースがもっと安定するならその方がいいし。考えたらミオも、2人育児で私が一番大変な時の3ヶ月間だけは5日通わせたけれど、それ以外はずっと週3日だったなあ〜。 そして翌日。「今日は泣かないで行こうよ。昨日泣いてて作れなかったお花の工作、今日はちゃんとやって持って帰って来て」と話すと、「わかった」と言うノア。でももう癖のようになっているのか、車の中でまた例によって「幼稚園いやだ〜、お昼寝いやだ〜」と言始めた。 ケリオ、とうとうキレた。 「あんたこれ以上ママにどうして欲しいの?!私にできることはもう全部やったよ、お昼寝の前に迎えに行ったり、先生と相談しながらあんたの様子をモニターして、他の学校探してみたり、人に相談してアドバイスもらったり!!!でも結局ノアが変わらないなら何も変わらないんだよ、もうあとは幼稚園で泣くも楽しむもあんた次第だ、自分で決めろ!!!英語の幼稚園がいいならそれでもいい、とにかくもう文句言うのやめろ!! ママは疲れた!!THERE IS NOTHING MORE I CAN DO TO HELP YOU, OK?!?!」 いっきに怒鳴って私がゼ〜ゼ〜息をしている間、ノアはし〜んと黙って考え込んでいた。 そして幼稚園に着くと、すんなり降りてお弁当バッグを持ち、入り口まで歩いて靴を履き替えた。ちょっと愚図ってはいたし、私の後ろにちょっと隠れてなかなか先生と一緒に教室へ入ろうとしなかったけれど、それでもなんとか泣かずに登園した。 そして、一日元気に過ごして帰って来た。 なんのこっちゃ?! 「ノア君、今日は別人のように機嫌よくて、こっちが戸惑っちゃいましたよ」と先生は笑っていたけれど、先生、私も戸惑ってます。 そして今日、金曜日。年に一度のスクールピクチャー撮影の日だったので、是非泣かずに登園して欲しかったので、朝から「昨日みたいに頑張ろう。ハッピーで楽しくすごして来て。写真も撮るからちゃんと笑って。ノアが泣いたらママも泣いちゃうけど、ノア笑ったらママも嬉しいよ」と言い聞かせ、幼稚園へ。 文句も言わず車を降り、靴を履き替えて今日は泣きそうになることもなく(まあ、満面の笑顔というわけにはいかなかったけれど)ちゃんと教室に入って行った。そしてお迎えの時に聞いたら「一日中絶好調で、お写真もニコニコで撮ってバッチリでしたし、お昼寝もしました」とのこと。 「アップダウン激しいわねー、よく分からないわ」 「分からないですよね・・・」 という会話をひとしきり繰り返した先生と私。 アップダウンが激しいノア氏、家ではいたって穏やかに畑の水やりなどをしている↓ いい気なものだな、お前・・・・・ ひとまず山は超えたという感じがしたのだけど、来週は一体どうなることやら。でも来週金曜はノアがずっと楽しみに待っていた「3月生まれ」のお誕生会があるので、それを励みに頑張ってもらおうと思う。 子育てってほんと、終わらないんだろうなと思ったこの1ヶ月。 たかが幼稚園、されど幼稚園。母も一緒にアップダウンしてとっても疲れた1ヶ月。 でも最後には「いざとなったら幼稚園行かなくても普通に育つし(←保育園中退したケリオの証言)」と開き直り、「そんなに行きたくないならもう辞めよう」という 台詞は用意してあったのだけど、ギリギリのところで持ち直したノア氏。「でもまだ油断はできない・・・。この人は絶対このままでは終わらんぞ(じり・・・じりじり・・・)」と、被害妄想が入るくらいストレスフルな一ヶ月だった。 でも今回のことで思ったのだけど、ノアはやっぱりきっぱりと線を引いて「これしかないからお前が頑張るべき」と言い渡す方が彼も腹が決まるのだな、ということ。私がずっと迷って曖昧なことをしているのが一番良くないのかも知れない。気難しい面がある子なので、一概に突き放さずにちゃんと見極めなければ、と思って慎重になって悩んだけれど、「これしかできないよ、しょーがないじゃん」と宣言してしまう方が、彼もフォーカスが定まるのかなと思った。 これからもまだまだアップダウンはあるだろうけど・・・ でもさ・・・とにかく頑張ろう。母も子も。 ミオが学校楽しんでくれてることが救いだ、本当に。楽しんでいるし、先日は今学期成績だか行いだかがよかったか何かで(詳しくは私もよく分からないのだけど)どこかのレストランのキッズ・ミールを無料で食べれる表彰状のようなものをもらって帰って来た。 いつも嫌がらずに淡々と現地校&日本語学校の宿題をやっているので、 「ミオは宿題が好きで偉いね」と言ったら、 「好きじゃないよ」と言うので、 「えっ?!好きじゃないのにちゃんとやってるの?!(普通そういうもんです・・・)それもっと偉いよ、ママなんて・・・・」 宿題ほとんどやらなかったよ、という台詞を飲み込み、「とにかく偉いね〜!」と褒めまくったのだった。 クリックしていただけたら嬉しいです にほんブログ村 にほんブログ村
by mionoah
| 2015-03-21 10:32
| 日記
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